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作品リスト

FOR IMMEDIATE RELEASE

Marie-Ange Guilleminot/Joseph Grigely/Teresita Fernández/前沢知子/佐藤利成

2004年7月1日(木)-8月7日(土)
12:00 - 18:00(月曜/日曜/祝日休み)

Masataka Hayakawa Gallery
103-0025 東京都中央区日本橋茅場町2-17-13第2イノウエビル4F
tel: 03-5649-6396 fax: 03-5649-6399 email: gallery@masatakahayakawa.co.jp


Masataka Hayakawa Galleryでは、上記の日程で、5人の作家によるグループ展を行ないます。Galleryスペースではマリ=アンジュ・ギュミノとジョセフ・グリッグリー、ANNEXではマリ=アンジュ・ギュミノ、テレジータ・フェルナンデス、前沢知子、佐藤利成の作品を展示いたします。

当ギャラリーにおける新作展"Shoe/Chaussure 1:1"を好評のうちに終えたばかりのマリ=アンジュ・ギュミノですが、今回のグループ展では、"Paravent"のための連作ドゥロ−イングと、彼女の代表作のひとつである"Cauris"を展示いたします。自在で闊達な表情をもつドゥローイングは、ギュミノの思考の軌跡をそのまま紙に定着させたかのような、興味深い作品となっています。また、8月8日から10月3日まで水戸芸術館現代美術センターの主催で行なわれる「カフェ・イン・水戸 2004」では、鑑賞者自身が"Cauris"をつくることのできる作品"Transformation Parler"が出品されます。相次いで行なわれるふたつの展示は、目で見て、手で触れながらギュミノ独自の作品世界を感じていただく、絶好の機会となるでしょう。

ジョセフ・グリッグリーは、幼時の事故で聴覚を失って以来、筆談と手話で他者とのコミュニケーションを行なってきました。日常生活を営むなかで生まれる、紙片に書き留められた言葉の数々。グリッグリーはこれを再構成することで、話すことと書くこと、聞くことと読むことの間に潜むギャップや、コミュニケーションが本来的に孕むズレといったものを作品化してみせます。今回の展示では、彼の代表的な作品である、紙片を絵画的に再構成した作品5点を展示いたします。

その他にも、テレジータ・フェルナンデス前沢知子佐藤利成といった作家の近作を展示いたします。さまざまな個性をもつ作家たちの作品を一堂にご覧いただくことのできる機会となりますので、ぜひギャラリーまで足をお運びください。